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インドネシアの多様な文化や習慣の紹介、現地からのレポートのほか、世界のさまざまな民族楽器や手作り楽器を使ったジベカの活動などをお伝えします。


バリ女子たちは日本で何を思ったか

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バリから来日されたアーティストの皆さんは、無事に帰国されたとのこと。台風の影響が出る前で本当によかったです。

バリの伝統芸能を本場から直輸入で紹介し、たくさんの日本の人々を魅了しました。

今回来日された5名のうち、3名はまだ10代の女の子。今回が初海外、初来日でした。

彼女たちは故郷のバリ島を離れ、遠い海外で何を思い、何を感じたのでしょう。

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写真は先日の本番前の練習の日のこと。
たまたま、私たちの前の部屋の利用者が日本舞踊を練習しており、少し見学をさせてもらいました。

初めて聞く日本の伝統音楽、そして着物を身にまとい扇を持って踊る姿を女子たちはじっと見つめ、時おりスマホで撮ってみたり。

「どういう場面で踊られるんですか?」と質問するなど興味津々の様子でした。

彼女たちにはまたいつか改めて、今回の日本での滞在のことを伺ってみたいな、と思います。


オマケ(本番前の練習風景より)

1.シンクロする親子

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2.体を張るジベカ理事長(60歳)

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バリ舞踊とケチャッのワークショップ@東京学芸大学

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せっかくバリ島より才能豊かなバリ芸能の指導者(もちろん素晴らしい演奏家でもあります)が来日しているのに、この機会を逃すわけにはいけない!ということで、先日、東京学芸大学の学生を対象とした集中講義を行いました。
 
まず初めにブダ氏と娘のセンディさんによるグンデル・ワヤン(バリ島の影絵芝居「ワヤン・クリ」の伴奏ガムラン音楽)の演奏。そしてクンダン(太鼓)のデモンストレーション。続いてスティルタ氏によるバリ舞踊(バリス)。学生たちはじっと息をひそめて生のガムラン音楽を聞き入り、初めて見るバリ舞踊に目は釘付けに。しかし初めての異文化に、まだ少々戸惑い気味の様子も感じられました。
 
恥ずかしがり屋の日本の学生との距離がぐっと縮まるのはここから。スティルタ先生のバリ舞踊ワークショップのスタートです!スティルタ先生は前へ出て並ぶのに遠慮がちな学生たちの手を引き(連れていかれた学生は「えー!」と言いながらもどこか嬉しそうな表情…)均等に学生を並ばせると、まずはアグム(バリ舞踊の基本のポーズ)の練習から。想像以上にきつく、今までしたことのない姿勢に一同「ひぃひぃ」と悲鳴を上げながらも楽し気な様子。先生は学生たちの間をまわり、正しい姿勢に修正していきます。(女生徒に対するときは心持ち嬉しそうなスティルタ先生 笑)

アグムのほか、スレデットというバリ舞踊の特徴的な目の動きの練習も。先生の手本のあまりに早い目の動きに大きな歓声が起こり、驚愕する学生たち。バリ舞踊初体験の皆は一生懸命できる限り指導についていき、気が付くとすっかり打ち解け楽しそうに参加していました。スティルタ先生の指導力、生徒たちの気持ちを惹きつける力に改めて感嘆しました。

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引き続いてケチャッのワークショップ。学生たちはケチャッのことを知ってはいましたが、実際にやるのはもちろん初めて。皆、とても楽しみにしていた様子でした。ここからはブダ先生の出番。まずはリズムをキープする役の生徒の選考から。選ばれた男子生徒はやる気満々に大きな声で「ポンポン…」と発声してくれ、それを聞いたブダ先生、スティルタ先生は「お!いいね!」と嬉しそうな表情。

皆んながどんどん積極的になるにつれ、両先生ともにさらに指導に熱が入り、次々と高いレベルの課題に挑戦させます。学生たちもよく応えてくれました。ブダ先生の「チャー!」の合図の声はますます大きくなり、スティルタ先生もどんどんブダ先生を食い気味に積極的な指導で、ワークショップはヒートアップ!学生たちは始終楽しそうで、最終的にはかなり完成されたケチャッが仕上がりました。
 
最後に質疑応答を経て、特別夏期集中講義は終了。短い時間ではありましたが、今まで接したことのない異文化、音楽世界を体験したことは、学生たちにとって間違いなく大きな経験となったと思います。
ブダ先生、スティルタ先生、大変貴重な授業をありがとうございました。

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Terima kasih banyak atas bantuannya, bpk Ketut Buda, bpk Wayan Sutirtha, Sendy, Tya dan Devi… Kami sangat senang kerja bersama sama. ARIGATO/SUKSMA
飯田茂樹(ジベカ代表)
 
受講生:大学3年生(小中高音楽教員課程)27名
2018.8.3 東京学芸大学(小金井市)芸術館ホールにて
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バリ島の影絵芝居ワヤンとバリ舞踊@あーすぷらざ

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昨日はインドネシア・バリ島より素晴らしい舞踊家、演奏家を迎え、多くの皆さまにほんの一部ではありますが、バリの伝統芸能をご紹介できたことを大変うれしく思っております。

イベント(第2部ワヤン)にご参加いただいた方から、次のような嬉しいメールをいただきました。

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今日はバリの影絵イベントありがとうございました。
幻想的な雰囲気の中、子供達も元気で、
ナビゲーターをされた方のトークも素敵でしたね。
「バリで上演するよりバリらしい雰囲気」と言われ、可笑しかったです。
バリ語はわかりませんが子供たちには全部通じてたと思います。
開放的な設定をして下さり、それも感動的でした。
衣装も素敵で、黄色のクロス、とっても気品がありました。 
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「バリで上演…」というのは、観客の皆さんの反応が良く、大変盛り上がってくれたことからの飯田(ジベカ代表)のコメントです。ダラン(影絵つかい)のセンディさんは話が進むにつれ、どんどんのってきた感じが伝わってきました。

センディさんのお父さま、ガムラン演奏家ブダ氏との息もぴったりで(さすがですね!)ワヤンの伴奏音楽グンデル・ワヤンで影絵芝居をさらに盛り上げました。

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ワークショップではバリ舞踊家スティルタ氏のわかりやすく、温かい指導に日本の子どもたち(大人も!)は一生懸命応えてくれました。スティルタ氏の教え子ティアさん(実の娘さんです)、デフィさんのお二人ははアシスタントとして、手取り足取り参加者のサポートをしてくれました。きっとバリでもお姉さん先生としてお手伝いしているんでしょうね。とても慣れた感じで、ポイントを押さえて指導していました。

バリ島では、年上の子どもたちは自然と小さな子の面倒をみます。さまざまな年代が混ざり合って共に成長していきます。だからバリ人にとって小さな子どもの扱いは慣れたもの。昨日はたくさんの元気な子どもたちが参加してくれたことで、会場の立派なホールがまるでバリのような雰囲気となったように感じました。

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改めて、このような機会をもつことができたことに感謝します。
ありがとうございました!
suksma..🙏

 

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【第1部 バリ舞踊ワークショップ】
指導(男性舞踊バリス):Wayan Sutirtha
アシスタント(女性舞踊ペンデット):
Luh Gede Wahyu Satyaningrum
Putu Devi Kariasih 

【第2部 影絵芝居ワヤン】
《演目》Matinya Niwatakewaca(ニワタカワチャ死する)
ダラン(影絵つかい):Kadek Candy Cintya Dewi
グンデル演奏:
Ketut Buda Astra
Shigeki Iida
Yuriko Ito
Aiko Omori

コーディネート:Atsushi Ozawa
Terima kasih atas bantuan.. Suzuki, Sato dll.

2018.8.1 あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)プラザホールにて開催

団地にジベカの楽器屋台、出現!

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とある夏の休日の昼下がり、多摩ニュータウンの商店街のお祭りにて「楽器屋台のミニ演奏会」を開きました。昭和40年代に建てられた団地群は大変ゆとりを持って並んでおり、団地の間をゆったりとやさしい風が吹いていました。
 
高齢化が問題とされている多摩ニュータウンですが、当日は祭りの出し物の紙芝居に多くの子供たちが集まり、元気な声が響いていました。設営されたテントの下では、老若男女がかき氷や屋台のビール(かなり良心的価格)を片手に、談笑しながら食事をとるなど大変和やかな雰囲気で、きっと昭和世代でなくても郷愁を誘われる…そんな光景だったのではないでしょうか。

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そこへ突如、「楽器屋台のミニ演奏会」スタート。飯田茂樹(ジベカ代表)のティンクリック(バリ島の竹のガムラン)が団地内に響き渡ります。軽快な音に誘われてか、少しずつ人々が周りに集まってきてくれました。
 
今回の「楽器屋台」はバリ島のガムランのほか、世界の民族楽器を皆さんに紹介し楽しんでいただく「ミニ演奏会」スタイル。ブラジルのタンバリン「パンデイロ」演奏では、W杯サッカーでのブラジル敗退の悲しみを押し殺し(?!)ながらも、おなじみイーチャン・タッチャンが元気に場を盛り上げました。ベトナムの口琴、世界の鳥笛、バリ島のガムラン・アンクルン演奏など、陽気な(怪しい)おじさん二人組が繰り広げるパフォーマンスに徐々に引き込まれる会場にお集まりの皆さん。

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スプーン演奏。スプーンを持たせたら最強おじさんコンビ

 

スプーン演奏では、タッチャン作曲の新作『スプーン・エスパーニャ』を公の場で初お披露目!超人技のタッチャンのソロ演奏に、カレーを食べていた子ども達も思わず手が止まり、ついつい見入ってしまうほど。(よい子はカレーを食べているときはマネしないでくださいね)また、バリ島のガムラン「グンデル・ワヤン」演奏では、それまでのコミカルな雰囲気は一転、遠い南の島、インドネシア・バリ島の伝統音楽が演奏され、集まった皆さんはじっと耳を傾けて聴いてくれました。(演奏:イーチャン、アイチャン)

 

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バリ島のガムラン「グンデル・ワヤン」の演奏。急遽テントから飛び出て、皆さんに向かって演奏しました

 

最後はジャワ島の竹のハンドベルともいわれる伝統楽器、アンクルン演奏。柔らかな竹の音色を伴奏に「七夕さま」を観客の皆さんも一緒に合唱し、楽しく盛り上がったところでお開きとなりました。


休日の昼間、夏空のもとで開かれた「楽器屋台のミニ演奏会」。お祭りの出店で購入した飲み物や食べ物を片手に、家族や気の置けない仲間とゆっくり楽しむ時間に流れる音楽。そんな音楽ほど、楽しいものはないのではないでしょうか。今回、このような場で演奏ができたことを大変嬉しく、幸せに思います。(演奏後のビールも最高に美味しかったです)
 
またどこかで楽器屋台の演奏会を開催できますように☆ たくさんの皆さんにお会いできますように☆ 引き続きどうぞよろしくお願いします!

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演奏会後、興味津々で集まってきてくれた子どもたちと即席の楽器体験コーナー

 

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本日のご褒美。サムライブルーTシャツを100円でゲット!&ビールがうまい

 

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矢吹誠さんとトーク&竹楽器パフォーマンス!

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古くからの友人、教授(サカモトリュウイチ)との昔話も聞かせていただきました

 

7月12日のイベント、第2回インドネシア・トーク・ライブショウ「矢吹誠さんとトーク&竹楽器パフォーマンス」の報告です。

終わってからの矢吹さんの一言。
「話し足りないですね」
 
矢吹誠さん、ご出演いただき貴重なお話をたくさんありがとうございました。もっともっとお話を伺いたかったのですが、限られた時間の中、フランス・マルセイユでの「バンブー・オーケストラ」の活動のこと、バリ島の「生活に根差した音楽」の魅力、素材を生かした竹楽器の音楽の創造、西洋音楽とは異なるアジアの音楽観、これからの人類が必要としているもの…(と書くとかなり壮大なテーマですね笑)など、多岐にわたるお話をしてくださいました。
 
また、トークのほか演奏、アンクルン(ジャワ島の竹楽器)の指導もしていただきました。改めましてこの場を借りて、矢吹さん、参加者の皆さまにお礼を申し上げます。

今回ご参加できなかった皆さまのため、写真で少し雰囲気をご紹介させていただきます。
 
今後もまた違ったさまざまな切り口から、インドネシアを中心に世界の音楽や芸能などに関するトーク・ライブショウを開催していきたいと思っております。
 
引き続き、ジベカをどうぞよろしくお願いいたします。(7/12 高円寺・SUBstoreにて)

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本来は竹のスリットドラムで演奏する曲を、今回は代用竹楽器(バリ島のティンクリック)で演奏。乾いた竹の音のリズムが躍動的でした!

 

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バリ島のガムラン・アンクルンで伝統音楽のほか「ミニマルミュージック」の演奏も

 

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参加者の皆さんとアンクルンの合奏。指導の時はついフランス語が出てきそうになる矢吹さん

 

ミュージック・ラボ(川越市提案事業)で楽器屋台と鳥笛づくり

先日、ジベカ代表・飯田が講師として参加したミュージック・ラボ「器楽」講座のリポートです。


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参加者は3歳から小学校高学年までの子供たち(と保護者の皆さん)。第1回、2回の講座は定員を上回る人数にお集まりいただき、一緒に参加してくれた保護者の皆さんも童心に返って各回ともに大変な盛り上がりとなりました。
 
今回の講座のテーマは「アジアやアフリカなどさまざまな楽器に触れ、発音原理の多様さを学ぶ」ですが、小学生の子どもたちが想像する「音楽」の授業とは全く違うものだったことでしょう。

 

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「楽器屋台」にはインドネシア・バリ島の楽器「ガムラン」や祭りの夜店で買ったジャワ島の音の出るおもちゃ、台所にあるスプーンや瓶のふた、空き缶、バネを使った手作りおもちゃ…などなど多岐にわたり、「これが楽器?!」なんていうものもたくさん用意しました。それでとにかく好きなように遊んでいい、というのだから楽しくないわけがありません。
 
「どうやったら音が出るのかな?」「これとこれを組み合わせたら面白い音がする!」子どもたちは誰に言われることなく遊びながらいろんなことを発見して楽しんでいました。

 

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左:イーチャン、右:サイチャン

 

イーチャン(飯田茂樹)とサイチャン(佐々木菜子)のパフォーマンスには、「自分の知ってるタンバリンの叩き方と全然違う!」(パンデイロ)、「小さい音が口に当てると大きくなる、不思議!」(口琴)、「変な音がする!」「かっこいい~」と、初めての経験に目を輝かせる参加者の皆さん。「音遊び名人」にすっかり魅了されてしまったご様子でした。
 
講座の後半では「ジャワ島の鳥笛」を作りました。実際に自分で作った鳥笛は愛着がわくものです。吹き方を自分なりに工夫して、壊れたら自分で直して、遊びながら鳥笛を通していろんなことに気づいてくれたら嬉しいです。
 
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「鳥笛」製作タイム。皆さん話をよく聞いて一生懸命作ってくれました

 

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空き缶で作った手作り楽器「こぽこぽ」

水が流れる音がなんとも涼しげで気持ちよく、無心で聞き入る

 

「楽器屋台」で一番気に入ったものを皆さんに紹介してもらいました。意外なチョイスに驚いたり、選んだ理由に感心したりとどれも大変興味深かったですのですが、そのうちいくつかをご紹介

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お気に入りポイント「小さいのに大きな音がするから」

 

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お気に入りポイント「いろいろ音を出してたら新しい音楽ができあがるから面白い」

 

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飯田出演ラジオがYouTubeにアップされました!

生放送を見逃された方に朗報!
ジベカ代表 飯田茂樹が先日ゲスト出演したラジオ番組(2018.5.30放送)がYouTubeで公開されましたのでご紹介します。
(飯田の出演は23分頃から)

自身のバリ島ガムラン留学に至ったいきさつや、ジベカ創設の思いなどなど、多岐にわたって熱い思いを語っています。

ぜひお時間あるときにご覧いただけましたら幸いです。
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デウィ・アリヤニ(バリ島ウブドゥ村出身の舞踊家)はウワサ通りの情熱的な炎の女性だった!

(第1回NPOジベカ トーク・ライブショウ、一応無事に終了、高円寺S.U.B store 2018.5.18) 

インドネシア・バリ関係の芸能を中心とした関係者をゲストにお呼びして、今現在のインドネシア・バリを肌触り感覚でもっと知ろう!色々な方々とつながろう!をテーマとした、今までにない形式のトーク・ライブショーをジベカ主催で開催。今回は記念すべき第1回目!

デウィさん関係、ガムラン、大使館、カフェバリチャンプール関係、フェイスブック、今までのNPOジベカイベント関係などなど、インドネシアを日頃から愛され、また多彩なご興味を持っている方々に沢山おいで頂きました。本当にありがとうございました。

会の内容、進行、スペースなど、問題点・課題は山積みですが、改善しながらも継続していきたいと思っています。どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

肝心のデウィさんのパフォーマンスですが、古典とコンテンポラリーダンスの2曲を踊って頂きました。正直申し上げて、もともと私の興味・視点としては古典舞踊の方が圧倒的に上だったのです。しかし、東日本大震災とバリ島アグン山の噴火をテーマとした創作舞踊は、手の届くような至近距離で拝見したという事もあったと思いますが、圧倒的な感情移入によるその表現は、見る者の心をぐっと掴み離さないものでした。

踊り始めて直ぐに彼女の大きな目から涙が溢れ止まらない様子は、今迄のバリ舞踊の常識・範疇をはるかに越えていました。

デウィさんの今後の活動に引き続き注目していきたいと思います。

デウィさん、お忙しい日本滞在の中、わざわざジベカのトークライブにご参加して頂き本当にありがとうございました。
Terima kasih banyak Dewi Aryani!

飯田茂樹

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今年のニュピは‪3月17日‬!

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「ムラスティ」Melasti と呼ばれるご神体を海へお浄めに行く行事。ニュピを迎える前に、バンジャール(村組織)ごとに保管してあるご神体を御神輿や頭上に載せて運び、海で浄化の儀式を行います


「ニュピ」というのはバリ島のお正月。バリ島にはお正月が年に何回もあるような気がするのは、ふたつの暦(ウク暦とサカ暦)に沿って暮らしているからです。

ウク暦の1年は210日なので西暦(365日)だと年に2回ほど新年を迎え、サカ暦の新年は「ニュピ」といい、例年雨季が終わる3月頃に迎えられます。というわけで、バリは年に何回もお正月を迎えるのです。

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「ムラスティ」の日時、場所は各バンジャールごとに決められています。伝統衣装に身を包み、行列となって海へと向かいますが(バリ中で!)海から離れている地域はトラックに村人を乗せて一斉に向かいます。(昔は歩き!)すし詰めでトラックで運ばれる光景にはちょっとビックリ!!

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ガムラン演奏者たちもトラックに乗り込みます。トラックの荷台で演奏しながら行く姿はなんとも楽しそう


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バリ島の儀式にガムラン音楽は不可欠

ニュピ当日は静寂な一日。ニュピ(Nyepi)という言葉には静寂(インドネシア語:sepi)という意味があるそうです。当日はバリ島全土において外出及び電気や火の使用が一切禁止され、空港は閉鎖、交通機関もストップします。

そんなことをしてしまうなんて、バリ島ってやっぱり、タダモノジャナイ!て思いませんか。
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ニュピ前夜には、厄を追い払い無病息災を祈る「オゴオゴ」(悪霊が憑依した巨大なハリボテ)の練り歩きがあります。オゴオゴは手作り!どれもユニークで精巧に作られています


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日が暮れてきたら、いよいよオゴオゴの練り歩きがスタートします。オゴオゴに大興奮のバリ男子!


普段はにぎやかなバリ島ですが、ニュピの日はゆっくりと静かな時が流れます。鳥の鳴き声や風のざわめきなど、普段街なかでは気にすることのないような自然音に気づいたり、夜は澄んだ空気のもと満点の星空を目にすることもあります。

前日とは打って変わっての静寂な一日。こんな体験は、なかなか出来るものではないですよね。

慌ただしい日常を飛び出して、「ニュピ」を経験しにバリへ行ってみるのもいいかもしれませんよ!

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ガムラン隊(バラガンジュール)もオゴオゴと共に練り歩き、激しくにぎやかな音を出して悪霊を追い払います


初チレボンは想像を超えた未知の世界!

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(広いインドネシア、またまた初めて感覚の芸能に出会いました/飯田)

 

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昨年2017年12月、チレボン(西ジャワ)でモハマドの生誕祭「ムルダン」muludan (中部ジャワで言うスカテン)というお祭りがあるというので、バリ島のアグン山の噴火を回避しながら現地に入りました。

すみません、今回ご紹介するのはそのムルダンの翌日、チレボン郊外チレメイ山麓、クニンガンのリンガルジャティ村で行われた、スペクタクルショー(何と言ったらいいかわからない)の模様です。(ムルダンとは関係ないです、ムルダンファンの方ごめんなさい)

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音楽や踊り、歌や語りなど様々な芸能が合体する事はバリ島・中部ジャワなどではよくあります。バリ島ではガムラン音楽、舞踊、語り、ドラマなどの要素が合わさって「センドラタリ」芸術ドラマ舞踊(直訳)などと呼んだりしています。

ここでご紹介する約5分の動画には次の芸能要素が同時進行で行われていました。

①伝統仮面舞踊
②2人の少女のトランス
③西ジャワのガムラン
④オカマの道化
⑤ガラス踏み(黒布の上の黄緑色がガラス)
⑥コブラ(本物の動物と偽物がいた)
⑦獅子舞(中国の大陸系)
⑧龍の舞
カチレボナン王宮のガムラン音楽監督のヘリーさんと、仮面舞踊家のイブ・ニナさんと仲間で作ったスペクタクル)

何と言いますか、バリ島にも中部ジャワにもない、ゴチャ混ぜてんこ盛りのカオスな世界でした。

中華系の文化が自然と融合していたり、オカマさんがやたら元気だったり、チレボン文化の特徴が出ているのだなぁ、と思いました。

5分近くありますが、1度見てみて下さい。

このような芸能にお詳しい方、ぜひコメントをお聞かせ下さい。

画面の中には色々なものが写り込んでいます。見るたびに新しい気付きがあります。

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ちなみにオカマさんは10名くらいいましたが、普段はみな普通の(男)だそうです。本当かなぁ

 

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イブ・ニナさん(左)と、トランスの子どもたち

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ガムラン演奏は若い男性中心。クンダン(太鼓)は何とキティシールが目一杯貼りまくられていました。相当な人気があるんだろうな
 
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海に近いので、新鮮な魚介類が豊富!お昼に美味しく頂きました。ありがとうございました

 
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写真1枚目:カチレボナン王宮のガムラン音楽監督のヘリーさん(右)と飯田(左、ジベカ代表) 写真2枚目:仮面舞踊家のイブ・ニナさん(右)

 

文・写真・ビデオ:飯田茂樹

2018年もジベカをよろしくお願いします

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皆さま、新年いかがお過ごしですか。
昨年は多くの方々にガムランやワヤン(影絵芝居)ワークショップにご参加いただいたり、楽器屋台などイベントのお手伝いをしていただくなど、大変お世話になりました。

2018年も、ジベカは皆さまに多様な音楽の世界をお届けし楽しんでいただけますよう活動してまいりたいと思っております。

紆余曲折しながらも、ゆっくりと一歩ずつ前へ進んでまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

ジベカ代表 飯田茂樹



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こちらの写真は昨年12月の楽器屋台(@横浜市立芹が谷小学校 3年生 音楽の授業におけるワークショップ最終回4回目) 

子どもたちは思い思いに楽器で遊んだ後、最後はタッチャン(福沢達郎)の即興ピアノ演奏、イーチャン(飯田茂樹)の指揮に合わせて、それまで3週間にわたって行ったワークショップで体験した民族楽器(ガムラン、バンブーアンクルンなど)や手作り楽器(音の出るオモチャ、鳥笛、スプーン等身の回りにあるものなど)を使い合奏しました。

その場限り、二度と同じものはできない一期一会のセッション。生徒一人ひとりが積極的に、自発的な気持ちで不思議な音楽世界を創造してくれました。

今回のワークショップ授業で、子どもたちに多様な民族音楽の世界、多様な価値観を少しでも感じてもらえたのなら幸いです。

西アフリカ太鼓・サンバ・スプーンのリズム体験はみんな大好き!

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横浜市立芹が谷小学校での3年生を対象としたワークショップ授業3日目。今回はインドネシアを離れ、西アフリカから南米ブラジルに広がった太鼓文化の授業。

「こどもの城」時代からインドネシア以外の民族音楽で特に力を注いでいたのが、西アフリカ・セネガルの「サバル」と南米ブラジルの「サンバ」の集団打楽器音楽。太鼓の音・リズムはハートに直接訴え、理屈なく子どもたちに揺さぶりをかけてきますからね。

西アフリカ・セネガルのトーキングドラム「タマ」(お話し太鼓)の紹介の時は、クイズ形式でくだものの名前を当ててもらいました。最初はなんのことやら?と思っていた子どもたちも、すぐに太鼓の演奏(抑揚とリズム)から、言葉(日本語)を感じてくれるようになりました。

授業後半は、各自が作ってきてくれたガンザ(シェイカー)を使ってのサンバリズム体験。「チャ」と言葉の時に音を鳴らそうというリズム遊びに、先週子どもたちから提案された、テレビCM「からだすこやか(ちゃ)ダブルー」のネタは、これぞ生きた音楽(⁈)みんなでのりのりで合奏しました。

誰でも簡単に参加でき、達成感も共有出来る打楽器のアンサンブルは今後も大切に考えていきたいと思っています。(飯田茂樹)

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本日の助っ人はタッチャン(帽子:福沢達郎)とイックン(黒服:岩瀬一城)

 

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トーキング・ドラム「タマ」のお話クイズコーナー

 

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子どもたちお手製ガンザ(シェーカー)を使ってのサンバリズム体験(写真1枚目)

スプーンが楽器に(?!)演奏にチャレンジ(写真2枚目)

 

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世界のオモシロ民族楽器を体験しよう

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横浜市芸術文化教育プラットフォーム(リンクはこちら)の活動の一環で、ジベカ代表・飯田は横浜市内の公立小学校へ行ってきました!

体験型・鑑賞型プログラムで全4回、世界のオモシロ民族楽器を子どもたちに紹介します。(対象:小学3年生)
 
第1回目は、ブラジルのタンバリン「パンデイロ」、世界各地の鳥笛、ベトナムの口琴を鑑賞してもらい、その後はインドネシア・バリ島のガムラン体験タイム。
 
今後はジャワ島のアンクルン、アフリカの太鼓やブラジルのサンバ音楽など予定しています。そして最終回には「楽器屋台」が登場。それまで紹介してきた民族楽器の他、手作り楽器や音の出るおもちゃなどが総動員予定です。
 
いろんな音を自由に出して遊んでいるうちに、新しい音楽が生まれる…かも?!
 
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■ブラジルのタンバリン「パンデイロ」演奏
子どもたちからは「カッコイイ~」なんて声がちらほら。おなじみのタンバリンでこんな演奏ができるのかと驚き顔でした。

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■世界の鳥笛を紹介
どんな音が出るか想像してもらったり、どうやって音が鳴るのか考えてもらったりしつつ、実際の音を聞いてもらいました。
みんな予想外の音に驚き、さまざまな形態の鳥笛に興味津々の様子でした。
元気いっぱいにクイズに答え、自分の持っている鳥笛の話をしてくれるなど、鳥笛は子どもたちにとって身近な存在のようでした。
 
写真はタッチャン(左:福沢達郎)とイーチャン(右:飯田茂樹)のコラボ演奏の様子。タッチャンのピアノはジャワ島の森をイメージして作られたもの。イーチャンはジャワ島の鳥笛で森をにぎやかに彩りました。

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■ベトナムのモン族の口琴を演奏
初めて聞く不思議な音も、タッチャンとイーチャンの宇宙人話でいっきに親しみをもち、楽しむ子どもたちでした。

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■最後はお待ちかねのガムラン体験

バリ島のガムラン・アンクルンを演奏してもらいました。叩いた後に止めるのがちょっと難しかったけど、みんな頑張ってチャレンジしてくれました。

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楽器屋台(インドネシア版)初登場!

11月初旬、東京・港区内の保育園にて「楽器屋台」が出張オープン!

 

インドネシア版ということで、インドネシアの楽器や音の出るおもちゃを中心に子どもたちにさわってもらいました。

 

「楽器屋台」は音楽・民族楽器を遊び感覚の中で楽しみながら体験出来るプログラム。

 

今回はオモシロ楽器の生演奏による絵本の読み聞かせ「絵本屋台」も行いました。当日の様子を写真と動画でお伝えします。

 

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保育園の一番小さいクラス(0~2歳)。初めて聞く音にキョトンとしながらも興味津々。

 

ダイジェスト動画:ガムラン(インドネシア)→パンデイロ(ブラジル)→スプーン(フランス=ベトナム)→アンクルン(インドネシア)

演奏:タッチャン、イーチャン、ミズチャン

 

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いろいろな音や(変な)おじさんのパフォーマンスに抜群の反応をしてくれた3歳クラス

 

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いろんな音を出していっぱい遊びました。時間がいくらあっても足りないな。

 

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インドネシア・バリ島の民族楽器ガムラン(1枚目)とジャワ島の竹の楽器アンクルン(2枚目)

 

動画:子どもたちの自発的・能動的、面白民族楽器体験プログラム「楽器屋台」の中には、面白楽器の生演奏による絵本の読み聞かせ「絵本屋台」もあります。

 

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手作り楽器「エコーマイク」(エコーがばねによって自動的におきる)で読み聞かせ。(4・5・6歳クラス)

 

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糸電話とエコーマイクを合体させた「エコーばね電話」

 

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インドネシア製はどれかな?どんな音が出るかわかるかな??

 

バリ島の祭日②「クニンガン」

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今日、バリ島は「クニンガン」(kuningan)という祭日です。10日前の「ガルンガン」(galungan)に各家へ帰ってきた祖先の霊が天へ戻っていく日と言われています。

ルミカ先生の住むマス村は、毎回クニンガンの日から大賑わいをみせます。マス村にある寺院「プラ タマン プリ」(Pura Taman Pule)で大きなお祭りがあるからです。

写真はクニンガンのお祭りで必ず演じられる「ワヤン・ウォン(仮面芝居)」の演者がお面を軒先にかけているところですが、たくさんのお面がぶら下がっている様子は 一瞬びっくり…!

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あちこちから垂れ下がっている黒い毛は猿役のもの

 

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「ワヤン・ウォン」 上演の様子。「ワヤン・ウォン」(Wayang Wong)は影絵人形芝居「ワヤン・クリッ」を人間(orang=オラン(ウォン))が演じていることから

 

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「ラーマーヤナ物語」の猿軍団

 

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伴奏はグンデル・ワヤン(写真中央奥)他、ゴングなどの鳴り物がはいります

 

バリ島の祭日「ガルンガン」

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(バリ語のガルンガンの日のあいさつ)

今日はバリ島の大事な祭日「ガルンガン」(galungan)です。(バリの暦「ウク暦」で210日ごとに巡ってきます)

先祖の霊が帰ってくると言われていることから よく日本のお盆に例えられますが、雰囲気は日本の正月といった方が近いかもしれません。

各家の門口には竹でできたペンジョール(penjor:写真)が飾られ、先祖の霊はそれを依り代に降りてくるそうです。日本の門松に年神さまが降りてくるイメージと重なりますね。

人々はこの日のために新調した伝統衣装に身を包み お寺に参拝へ。

いつもは通勤通学で混雑している道もすっきりと空いていて、街は清々しい空気に包まれます。

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バリ島の祝祭日には欠かせないご馳走「ラワール」

来週の水曜日(11/1)はバリの暦(ウク暦)210日周期でめぐってくる祭日「ガルンガン」Galunganです。

バリ島の伝統料理であるラワール(lawar)は、肉や野菜を細かく刻み、ココナッツ(白い部分)をすりおろしたものと様々なスパイスを混ぜ合わせて作ります。

 

普段の料理はほぼ女性がしていますが、ラワール作りは昔から男性陣のお仕事。ガルンガン前日(プナンパハン)のバリ島は、夜も明けぬうちから大忙しです。

 

各家庭では、早朝と殺されたばかりの豚肉、野菜や香辛料などを包丁で細かく刻む作業が始まります。
トントントントン…と小気味よい音があちこちから聞こえてくるのは、バリ島の音の風物詩といってもいいかもしれませんね。

 

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豚肉のほか、鶏肉やアヒル、水牛の肉などのラワールもあります。亀肉もありましたが今は禁漁のため食べることはできません。(魚系ラワールもあります、なんでもラワールになるみたいですね!)生肉、または火の通ったものを使用します。また、肉の入らない野菜のラワールもあります。野菜はササゲ(長いインゲンのような見た目のマメ科の植物)や熟す前の若いジャックフルーツなどがよく使用されます。ニンニク、バワンメラ(赤紫のミニ玉ねぎ)、ショウガ(…に似ている野菜)、トウガラシ、コブミカンの葉などの香味野菜も細かく刻んで下準備します。

 

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下準備を終えたら材料を混ぜ合わせ、塩、こしょう…などの香辛料で調味します。
★ラワール・マスター(写真中央)はブダ先生。ガムランだけでなく料理も大変お上手です(2013年撮影)

 

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材料は手で混ぜ合わせます。こちらの緑色のラワールはササゲがたっぷり入ったもの。豚の生血を混ぜて作る真っ赤なラワールもありますョ。

 

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各家庭によって内容は少しずつ異なりますが、フレッシュな素材、多種多様なスパイスを使って手間暇かけて作られるラワールは、バリ島独自の料理で大変美味しいです。(白米と一緒に食べますが、ご飯がすすみます!)合わせてよく作られるコモ(komohスープ:写真左下)もスパイシーで美味。バリ島の伝統料理を食べる機会がありましたら、いろいろな種類を食べ比べてみたいですね。

(※香辛料は強烈なので、お腹には十分ご注意ください!!!)

 

ろうけつ染めワークショップは楽し!

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「インドネシア環境・エコ観光展」@ASEAN center(10/21~25)
テーマが少々お役所的な硬いイメージはありますが、そこに必ず音楽や踊り、クラフト品、特産品をからめてのエンターテイメント化を忘れないのがインドネシア。最終日、ろうけつ染めの体験コーナーに参加しました。

インドネシアを代表する生地「バティック(ろうけつ染め)」をご存知でしょうか。民族衣装としてまとったり、男性の正装着(Yシャツ)として使われているあの唐草模様のようなデザインの生地です。

そのバティックのデザインを実際に「ろう」を使って描くワークショップに参加しました。下絵の見本があったり、やさしく指導があったり、誰でも自分のペースで気楽に参加できるゆったりとした環境設定。ワークショップの基本を改めて教えられました。

ボランティアでお手伝いをしていたバンドゥン市からの二人の留学生は、な、なんと東京学芸大学の学生さんでした。(私は非常勤でガムランなど民族音楽を教えています)今までにキャンパスですれちがっていたかもしれませんね。
(飯田茂樹・東京都港区御成門にあるアセアンセンターにて)
 
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「こうするとうまくできますよー」と優しく言葉がけ。こんなところにも、インドネシアの「寛容さ」「のんびりさ」があふれていました。おかげで楽しくジックリとNPOジベカフラッグが作れました。

 

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ショートケーキ作りの時に生クリームを絞り出すような器具にろうが入っていて、絵や文字を描いていきました。

 

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アンクルン(竹の楽器)の関係で約20年前から交流のある、バンドゥン教育大学(UPI)からの留学生は、私の所属する東京学芸大学の生徒さんでした。みんなでビックリ!!この次はキャンパスで会いましょうと約束しました。

 

アンクルンワークショップの様子

ド・レ・ミの音をハンドサインで表し、即席の合奏を行いました。

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■オープニング・イベントの様子(10/21)
ジャワ島ジョグジャカルタの踊り(1,2枚目)、ブタウィ地方(現ジャカルタ)の踊り(3枚目)、迫力がありました!
簡単に合奏が出来るアンクルンはどこでも大人気!!!
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これは何でしょう?(インドネシア人学校(目黒区)で発見!)

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玉ねぎではないですよ。
正解は「ササンドゥ」Sasanduという東ヌサ・トゥンガラ州ロテ島に伝わる民族楽器です。

先日アンクルン演奏会で訪れた東京・目黒にあるバライ・インドネシア(インドネシア人学校)の廊下には、子どもたちが描いた絵がずらりと貼られていました。所変われば子どもたちの描く絵も違いますね。それにしても、いい味出てます。

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ササンドゥ演奏の様子(旅博2014@東京ビッグサイト)


ササンドゥは、竹筒のまわりに鉄弦を張り琴のように演奏します。周りの部分はロンタルヤシの葉で出来ており、共鳴胴と反響板の役割りがあります。

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ジベカ代表飯田が録音機をかついで現地で録音した貴重な音源が、キングレコードから本邦唯一のCDとして発売されています。ご興味ある方はぜひチェックしてみてくださいネ !

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アンクルン演奏会は、インドネシア人学校の生徒による演奏と舞踊でスタート!

 

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総勢28名のアンクルン・オーケストラ(バンドゥン・パジャジャラン大学/西ジャワの学生たち)


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1人で7音(7台)のアンクルンをスタンドなしで演奏していた彼に、「アッパレイ!」(ジベカ代表・飯田より)


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アンクルン演奏会の後は、5種類のインドネシア各地のソト(スープ)試食会。それぞれ本格的で違った風味があり、大変美味しくいただきました。

上の写真はSoto Lamonganという東ジャワのソト・アヤム(鶏肉のスープ)。レモングラスや様々な香辛料が入っていて、スパイシーで複雑な味が美味。ライムを絞り、サンバル(辛いソース)を少し入れいただきました。
(おまけでクルプック(揚げせんべい)をたくさんのせたら中身が見えなくなってしまいました…)

音楽、芸能のみならず、食を通しても、改めて多民族国家インドネシアの魅力を存分に感じた会だったのでした…!

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江の島バリ・サンセットで「楽器屋台」

ルミカ氏(バリ島マス村)作のジベカ看板を掲げて「楽器屋台」オープン!
ルミカ氏(バリ島マス村)作のジベカ看板を掲げて「楽器屋台」オープン!

先週(8/19,20)行われた第12回江の島バリ・サンセットの様子を写真で少しご紹介。ジベカの「楽器屋台」初出店しました。楽器屋台では、たくさんの人たちにインドネシアの民族楽器を楽しんでいただきました。ご参加ありがとうございました。

 

当日の様子はジベカのFacebookも合わせてごらんください。動画もぜひお楽しみください!

https://www.facebook.com/jibeca2016

 

●1日目

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●2日目

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太鼓はみんなの心を解き放つ!

 水戸芸術館(茨城県水戸市)にて、太鼓セッション本番を無事に終えることができました。
(太鼓セッション=水戸市内で障がいのある子どもたち(とオトナたち)と一緒に行っている太鼓演奏活動、指導:飯田 茂樹)

 

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「太鼓セッション」は、世界のさまざまな地域の太鼓を使って行う、フリースタイルのアンサンブル

 

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リハーサル。長丁場でしたが、舞台に立つことが大好きな皆んなは最後までがんばりました!

 

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バリ島のトペン(お面)をつけて、鍋島次雄さん(深川バロン倶楽部)に太鼓のリズムに合わせて即興に踊ってもらいました。

 

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NPO法人自然生クラブ(柳瀬敬さん代表、つくば市)の太鼓と舞踊のリハーサル風景。一人一人のびのびしたパフォーマンス、素晴らしいステージでした。

 

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本番前にパチリ。人懐こい自然生(ジネンジョ)クラブのみんな。本当に素晴らしいパフォーマンスでした。

 

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ちょっと休憩… 

左:鍋島さん、右:飯田(ジベカ理事長)

【バリ島話!】バリ芸術祭(ペーカーベー、Pesta Kesenian Bali)は社交の場!再会の場!

〜久しぶりにISI Denpasar(国立芸術大学)の初代学長バンドゥム氏と偶然の再会をしました〜

バリ芸術祭は毎年6月から7月にかけての1か月間、バリ州都デンパサールのアートセンターで開催される、音楽、舞踊、アート、工芸品、食文化などさまざまなジャンルのバリ文化の祭典。フローレス島からの芸能団のコンサートがあると聞き、久しぶりにアートセンターへ。私が外人で目立つという事もあるのだろうけれど、日ごろなかなか会えない人に会えたり声をかけられたり。

かつて私が留学時に在籍していた国立芸術舞踊大学(ASTI Denpasar、現在のISI)の初代学長夫妻に遭遇!

その後も...
コンサート以外も楽しい一時を過ごしました。(飯田茂樹)
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バリ芸術祭会場の屋台で一般の方々にまじって食事をしていたバンドゥム夫妻。以前と変らずお元気でした。そういえばジャカルタの空港でも10年ほど前に偶然にお会いしましたね。

 

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バンドゥム夫妻もフローレスのコンサートも見ていたとのこと。バリ島以外の芸能にもしっかりアンテナを張り、リスペクトしているところは流石だ!

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やっと手にする事が出来た、バンドゥム氏が2013年に書かれたバリガムランの歴史書(左)と、バンドゥム婦人が2014年に書かれたバロンダンスの本(右)。

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記念にサインも入れて頂きました。留学当時、在籍証明書や教育文化省への書類などさまざまな書類にこのサインを頂きました。

 

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ははーっ(笑)、謹んで読ませていただきます。本当にありがとうございました。
かつて留学時代1983年にこのバンドゥム邸でお二人に日本語を数度教えた事がありました。あれから日本語はどうですか?とは尋ねられませんでしたけど(笑)。

 

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バリ芸術祭では、ISI Denpasar の2代目の学長、ディビア氏にも会いました。ガンダリア通りのご近所さんでもありました。ありがとうございました。

【バリ島話!】街の床屋さんは大繁盛

日本のようにわかりやすい看板や赤青白の回転式サインがあるわけではないのですが、これがバリ島の床屋さん。注意して見ていると、意外と沢山あるのです。

ちょうど4人の男の子たちが順番に刈ってもらっていました。ご主人は慣れた手つきで手早くカットしていきます。料金は1万ルピア(約80円 安っ!)。
ウブド近郊のマス村にて。

旅行の際、ローカル床屋に挑戦するのも、興味深い体験ができるかもしれませんね…!

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【バリ島話!】卒業式はキラキラ民族衣装で

インドネシアの学校の年度末は6月第1週目で、その後長期休暇に入り 新学期は7月第3週目からはじまります。

 

ちょうど飯田(ジベカ代表)がバリ島に滞在していたときは、卒業シーズンに当たりました。

 

ギャニャール県シダン村のゴング・アンクルン取材の帰りに遭遇した、とある高校の卒業式。高校3年生というと18歳くらいですが、皆さんお化粧バッチリで大人びた様子にびっくり。そしてバリの民族衣装があまりにキラキラ(ギラギラ?)でこれまたびっくりで、写真を撮らせていただきました。

 

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バリ島の女性の民族衣装は、腰布(カイン)を巻き、クバヤとよばれるブラウスを着用します。写真のクバヤ、刺繍があざやかで部分的にストッキングのような素材で肌が透けています。艶やか!

 

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こちらは実は腰布(カイン)ではなく、カインの生地で作られたスカート。ぴったりとしたサイズで正面に深いスリットが入っていて、かなりセクシー!

 

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写真屋さんが撮った写真の中から自分のものを探している様子。

 

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納得の写真うつりかな?

 

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会場では、ちょうどバリ舞踊を観ながら皆さん自由にお弁当を食べているところでした。

 

【バリ島発信!】まだまだいるゲンゴン(口琴)の凄い凄いプレーヤー!

久しぶりにかつて留学時代に仮面舞踊(トペン)を習っていた、バトゥアン村の今は亡きカントールさん宅を訪ねました。そしてそこでゲンゴンを自ら作り演奏する凄いスニマン(アーティスト)に出会いました。お名前はニョマン・マルチョノさん。


1980年代、ゲンゴンとアングン(カエルの鳴き声を出す楽器)を使い、カエルをテーマとした舞台劇がホテルなどで定期的に行われていましたが、現在はあまりそのような機会がなくなったそうです。


しかし、マルチョノさんのような後継人がいれば必ず人気も復活し、新たな舞台劇が再現されると確信しました!ご興味のある方は是非お訪ねして下さい。(飯田茂樹、ギアニャール県バトゥアン村にて)


追伸:レオちゃん(日本口琴協会会長)、バリにも行かないとダメですよ。

バリ島の口琴も他国の多くの口琴と同様に、1日の仕事を終え夕陽を見ながらたそがれて演奏する(笑)、みたいな世界があったそうです。
しかし、バリ島は一人にはさせなかった。ポロス(表のリズム)とサンシ(裏のリズム)という入れこになって絡み合うメロディーとリズムを使い、ゲンゴンという音楽を10数人のオーケストラに昇華させました。

 

「アングン」というカエルの鳴き声を出すリード楽器。吹いて吸って出す2つの音にリズムをのせている。日本人が普通イメージするカエルの鳴き声とは少し違いますかね。牛ガエルって感じでしょうか。

 

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「アングン」は、ゲンゴン同様にププッという椰子の木の枝を材料に作られている。カラガッサム地方(バリ島東部)から取り寄せているらしい。


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私はゲンゴンを1980年代に同じバトゥアン村のパガさんに習ったことがありました。あまり得意ではないのですが(ゲンゴンを使って遊び足りないということかな)、改めてしっかりやってみたいなと思いました。

 

【バリ島発信!】PKB(ペーカーべー)バリ芸術祭2017、本日開幕!ジョコウィドド大統領まさかのドタキャン!

毎年オープニングの挨拶の為にバリ島にやって来る大統領が今年は突然の欠席。3300万ルピアをかけ大統領が乗るはずだった特製山車がもくずと化した…。(写真・文 飯田茂樹)

 

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大統領ドタキャンに関しての「バリ・ポスト紙」の記事

 

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PKBのパレードに使われた、ガルーダのハリボデがご帰宅中

 

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軽トラに乗せられ、ギャニャール方面に

【バリ島発信!】いきなりバビグリン!(子豚の丸焼き)

ジベカ代表・飯田茂樹より、バリ島レポートです。いつの間にバリへ…⁈

朝起きたらありえない先制パンチ「バビグリン」の回転グリン攻撃!お正月でもないし、朝一で頂くものでもない!なぜ?と尋ねたら、今日はプルナマ(満月)だから、と言われても腑に落ちない。しかし理屈抜きにうまかったぁ!本当にありがとうございました。

バリ島訪問の際はご一食あれ。(個人的には北京ダックを超えてるかな?)


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バビグリンは子豚の丸焼き。右端(黒)はしっかり焼かれた腸詰めソーセージ、その左隣(白)は半生?の柔らかソーセージ(絶品!)。手前の三角形は子豚の皮(再絶品!)。左端の茶色(小さいの)は皮付き三枚肉(再再絶品!食べたことない)。Aduh!luar biasa enak!そして緑色は野菜です。

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ごちそうさまでした、おちゃめなポーズを決める頼りになるご主人。いつもありがとうございます。

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やはりバビグリンとラワール(お正月のご馳走)、は手で食べるほうがうまいっ!なぜだろう?

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プルナマ(満月)の日のお供え物は、いつもと違って数も多い。誰だ!写真とる時に驚かせたのは。

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骨以外全て完食!本当にありがとうございました。

太鼓はやっぱり楽しいな!

月に2回、茨城県水戸市で無国籍な太鼓セッションをしています。テーマは「自由に楽しく叩いて踊ろう!」(理想すぎるベタなテーマですが)

 

4月からお祭りのリズムに合わせて一人一人全員がソロをやっています。最近個性的で驚かされるようなパフォーマンスが続出し、断然楽しくなって来ましたぁ。本番は8月水戸芸術館。さあいくぞー、あっそーれそーれソーレソーレ〜!(飯田茂樹)

 

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3・3・7拍子が得意なネネチャン。春からいきなり太鼓ガールになりましたね。そのいきなり具合にはビックリしましたよ。

使用楽器:「サバル=セネガル」(左)、「ジェンベ=西アフリカ」(右)


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コモサンはいつもニコニコでフォームがいい!年長だからみんなを音で引っぱっていって下さい、よろしく!


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個性派男4人衆!各自のペースでお願いします。太鼓の皮を指ではじいたりこすったりするのはハルチャンオリジナルですら、大切にして下さい。


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本当はあまり手とり足とりはしたくないんだ、決まり事は少ない方がいいからね、音楽だから。


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ケンゾークンがこんなにダンスいい感じとは知らなかった。太鼓とダンスは表裏一体だからね、その調子でいきましょう〜

ガルンガンとクニンガン(バリ島の祝日)

ペンジョールが並ぶ通りと寺院へ参拝するバリの人々
ペンジョールが並ぶ通りと寺院へ参拝するバリの人々
Selamat hari raya Galungan dan Kuningan!

先週の水曜日(4/5)は「ガルンガン」というバリ島の祝日でした。(ガルンガンについての詳しい説明はこちらを参考ください→(外部リンク))

先祖が各家庭に帰ってくることから、日本のお盆のような日とも言われています。竹でできたペンジョール(写真)が依り代となり、先祖や神々はそれを目印に降り立つのです。(日本の正月の門松のようですね)

身を清め美しい民族衣装に身を包んだ人々は、寺院へ参拝にいきます。その様子は、古き良き日本の正月のようでもあり、遠い南の島のことなのに、不思議にどこか懐かしさを覚える人は多いのではないでしょうか。
「ガルンガン」の10日後の土曜日(今年は4/15)は、「クニンガン」といい、先祖や神々が天界へ帰っていく日(日本でいう「送り盆」)と言われています。
 
ガルンガンからクニンガンまでの間はほとんどの学校はお休みです。島全体お祭りムードが漂っていますので、なかなかそんな中でいつも通りの生活は難しいですよね!つい浮き足立ってしまうものです。

この間、子供たちはガムラン楽器にバロン(動画、日本の獅子舞と似ていますね。こちらはイノシシのバロン「バロン・バンカル」Barong Bagkal)を伴って街を練り歩き、各家々を回ります。縁起物なので、小さなバロンと演奏者たちはあちこちの家に呼ばれては小銭をもらい、ガムラン演奏とともに舞いを披露します。

小さいうちから遊びながらガムランや踊りに触れているので、子供ながらもなかなか本格的!

そんなわけで、この期間にバリ島へ訪れるとバロンによく遭遇します。ちなみに小銭が少額過ぎるとほんのちょっとしか踊ってくれません〜(笑)
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(2016.2月 ウブド近郊のマス村にて撮影)

久しぶりのサバル太鼓のセッションはハードだったぁ(イイダ)

ワガンさん(中央)と私(右)が演奏しているのがセネガルのウォロフ族のサバル太鼓「ブンブン」。岩瀬さん(左)が演奏しているのが西アフリカを代表する太鼓「ジェンベ」
ワガンさん(中央)と私(右)が演奏しているのがセネガルのウォロフ族のサバル太鼓「ブンブン」。岩瀬さん(左)が演奏しているのが西アフリカを代表する太鼓「ジェンベ」
先日、岩瀬一城さん(ヘブンス天国民ドラマー)が講師を務めるドラムスクールの年度末の発表会に、ワガン・ンジャエ・ローズさん(父はセネガルの人間国宝で小澤征爾、スティービー・ワンダー、ローリング・ストーンズなど著名な音楽家との共演歴があるサバル太鼓ミュージシャン、故Doudou N'Diaye Rose氏)とゲスト参加してきました。
 
ワガンさんと岩瀬さんは、かつて「こどもの城」(2015.2閉館)で民族音楽を使ったさまざまな音楽活動をしていた時の仲間で、昨年7月に筑波大学附属特別支援学校で行った「おもしろ民族楽器コンサート」(レクチャーとコンサート)以来のセッションとなりました。

私が代表をする当法人「NPO法人日本インドネシア・バリ教育文化協会」は、名前からバリ島をふくむインドネシアの芸能・文化だけを対象としているように思われがちなのですが(中心的な活動はその通りです)、世界各地の民族音楽を老若男女すべての方々を対象に肌触り至近距離で体験してもらう事を大切に活動しています。

今後さまざまな機会を求め活動していきましょう、宜しくお願いしますと、ワガンさんと岩瀬さんと確認しあいました。本当にありがとうございます。(飯田 茂樹)

4月1日(土)仙川KICK BACK CAFEにて(東京都調布市)
※サバル太鼓=西アフリカ・セネガルのウォロフ族の太鼓
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(スティービー・ワンダーとお父さんのドゥドゥさん。そしてワガンさん)

 

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ワガンさんは昨年大きな手術をされ、その回復を心配していましたがパワフルな演奏で完全復活!岩瀬さんも私も腕がパンパンになってしまいました。鍛え直さなくては!(リハーサルの様子)
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ブラジルのサンバの楽器でもある、パンデイロ(タンバリン)は、日本人が普通に持っているタンバリン観を完全に変え何倍にも広げてくれます。最初にそのことをおしえてくれたのはパーカッショニストの渡辺亮さんでした。(1987年)
キックバックカフェGMのケイタさんに、パンデイロの叩き方の口唱歌(叩き方を表す口三味線)が、子どもたちにもよくわかる楽しいやり方と褒められました。(へへへ)
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子どもたちが演奏したドラムセットの音楽的・楽器的なルーツの1つとも考えられている西アフリカの太鼓。子どもたちの心・体にも新たな太鼓の波動が届いたみたいですね。岩瀬先生の今後のさらなる活躍楽しみにしています。
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「楽器屋台」初登場!オモシロ楽器は大人気!!

午後2時から5時半まで、幼児から小学6年生の子どもたちが、「これ何?これ何?」と休む間もなくやって来ました
午後2時から5時半まで、幼児から小学6年生の子どもたちが、「これ何?これ何?」と休む間もなくやって来ました
2015年2月に閉館した「こどもの城」(東京・青山)音楽事業部の一般来館ロビー活動にルーツを持ち、年齢・音楽経験の多少に関係なく、音楽の楽しさや楽器(多くは民族楽器)の多様な世界を遊び感覚の中で体験出来る「楽器屋台」が2年振りにリニューアルして復活しました。
 
この企画はこどもの城開館以来、ガムラン講座の講師の他、さまざまな形態の事業に参画してもらった福沢達郎氏と協議を重ね、出来る限りいろいろな場所で継続の努力をしていく考えを確認し、その第一弾として実現しました。

指導役には全く見えないテキヤのオヤジ風な2人が、教えるというより子どもの目線になり、ガキ大将的な仲間みたいな立場で楽器を扱いコミュニケーションをとっていきます。用意されているのはオモシロ民族楽器や小物のパーカッション、身の回りにありちょっと工夫をするといい音の出る道具や廃材。特別高価な楽器はないので子どもたちは安心して楽器の世界に入っていきます。

「楽器屋台」の空間はもちろん音楽室ではなく、放課後の駄菓子屋か、お祭りの露店の軒先といった雰囲気でしょうか。肩肘を張らないリラックス出来るそんな感じの場所でありたいと思っています。楽器・遊び道具のセレクト、及び演奏内容はおまかせあれ!(飯田茂樹)
(2017.3.13 草加市氷川児童館にて)

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ちびっ子たちも楽しく遊んでくれました。スリットドラムを離さないで長い時間一緒に太鼓セッションしてくれたのは小さな女の子でした。

 

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ブラジルのタンバリン「パンデイロ」のミニパフォーマンス。時々アッ!と言わせるような演奏も聞いてもらったりしましたよ。

 

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前列左から「タンバリン」、「おもちゃのラチェット」、「バチ」、「ベトナムの口琴」、「ジャワ島の鳥笛」、「ジャムのふたペコ」、「ブラジルのバンデイロ」
後列左から、「アイルランド風スプーン」、「イタリアのスリットドラム」、「ジャワ島のアンクルン」

 

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前列左から、「演奏用ホース(赤)」、「バッタ型木製ギロ」、「木製カラコロシロフォンとばち」、「アルミ棒チャイムとばち」、「おもちゃトーマスタンバリン」、「単なるルーペ」、「ケータイウィスキーボトル(中に水)」
後列左から、「アンデス地方のカフシャス(リャマの爪楽器)」、「ガラガラ」、「玉子マラカス」、「ラチェット」

 

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今回の目玉楽器「ジャムのふたペコ」、絵の付いている側の中央部を押すと「ペコペコ」と音がする、他にはない発音の仕方とユニークな音に拍手!昔やりませんでしたか?

 

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たっちゃん(福沢氏)の大好きな水系楽器、「ザ・ドンブリー」。どんぶりを叩きながら水に入れたり出したりすると音の高さが変わります。この音の特性を利用して「メリーさんの羊」などを演奏しました。

 

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説明なんかいらない、子どもたちは自らメリーさんや、もっと難しい曲に挑戦していました。

 

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同じサイズの2つの空缶の片方に水を入れ、飲み口側を合わせるようにビニルテープで接合しただけの楽器「コポコポ」。缶の上下をひっくり返すと、あたかも水中にいるかのようなキレイな音が聞こえます。缶に耳を当てるもよし、缶を机に置き机に耳を当てて聞くもよしですね。

 

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「好きな楽器好きにやってよ!」「やり方がわからなかったら教えるよ」

 

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「みんなでタンバリンやろうか」、「やろうやろう」、、、

 

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手作りののぼり、こういうのも大事にしたいですよね。

 

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「ここに2本の計量スプーンがあるよ」「スプーンのおしりとおしりがぶつかるように持つとカスタネットみたいな音が出るんだ」「こんな技も出来るよ」、、、(写真はスプーンが見えにくく失礼)

 

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ホースを回すと音が出るよ、速く回すと音が高くなるよ。(楽しいことには危険もいっぱい)

 

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「これ何だ?」「やぎみたいな動物の体の部分だよ」「歯かな?」「爪だよ」「やだー」「太鼓を叩きながらこんな風に振るんだよ」「この音が楽器の名前なんだよ」「カフシャスカフシャス」「ん?」「カフシャス」「ん?」、、、

 

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「これは日本語で親指ピアノと言うんだよ」「左右の親指だけで鉄の棒をはじくんだよ」、、、無言で集中した時間がつづく、、、

 

【バリ島便り①】結婚式とポトンギギと火葬式と

結婚式の様子。様々な供物と作法にのっとって行われる
結婚式の様子。様々な供物と作法にのっとって行われる

(ただいまジベカ代表飯田はバリ島出張中です。バリ島での様子をご紹介します!)

 

1月18日(水) この日はお日柄が良かったのか、あちこちで結婚式などの儀式が執り行われていました。マス村のルミカ氏に誘われ、近所のお宅でグンデル・ワヤンの演奏をしてきました。会場のお宅は椰子の葉で細工された飾りや色鮮やかなお供え物で美しく飾られていました。近所の人や親戚がたくさん集まり大変なにぎわいのなか、バリ・ヒンズー教にのっとった結婚の儀式が進行していきました。

ルミカ氏(左)とグンデル・ワヤン演奏の様子
ルミカ氏(左)とグンデル・ワヤン演奏の様子
ポットンギギの様子(外からでは何をしているのかよくわからず)
ポットンギギの様子(外からでは何をしているのかよくわからず)

結婚式の後、「ポトンギギ」(Potong Gigi)という成人の儀式が執り行われました。「ポトン」とは「切る」とか「削る」という意味、「ギギ」は「歯」という意味があり、その名の通り成人になるために歯を削る儀式です。当日は、10人の男女の参加者がきれいにお化粧をして着飾り、番が回ってくるのを待っていました。

 

ポトンギギの儀式の間はずっとグンデル・ワヤンを演奏し続けます。悪霊が入り込まないようにするためだそうです。早朝に行わることが多いのも、やはり悪霊を避けるためとのこと。悪霊に狙われやすい、危うい儀式ポトンギギ。グンデル・ワヤンの甘い音色が響く中、家族や参列者に見守られ無事に終えることができました。

専用のやすりで歯を平らに削る
専用のやすりで歯を平らに削る
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儀式を行う枕元に供えられた色鮮やかなお供え物
儀式を行う枕元に供えられた色鮮やかなお供え物
会場入り口で、主宰者の家主と飯田
会場入り口で、主宰者の家主と飯田

ポトンギギ会場からルミカ氏宅に戻り、しばらくするとにぎやかなガムラン音楽バラガンジュールが聞こえてきました。葬式行列が火葬場へ向かっていたのでした。

 

棺をのせた神輿に2台のグンデル・ワヤンが設置され、演奏者が上で演奏しながら運ばれていきます。このとき演奏されていた曲が、インドの叙事詩「マハーバーラタ物語」に出てくるパンダワ兄弟の怪力の次男「ビモ」武将の怒りというタイトルの「ビモクロド」でした。

 

神輿の上のグンデル・ワヤンの演奏はこの「ビモクロド」でなくてはならないわけではありませんが、神輿が辻々を巡りお墓のある火葬場に向かう道中、時に殺気立った雰囲気は、この「ビモクロド」という曲ととても合っているように思えました。

火葬場へ向かうたくさんの親族や参列者たち
火葬場へ向かうたくさんの親族や参列者たち
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若者たちによるバラガンジュールの演奏
若者たちによるバラガンジュールの演奏
この日は私の大好きなグンデル・ワヤンが影絵芝居の伴奏音楽としてだけでなく、バリの儀式の中でいかに重要な役割を担っているかを改めて実感する1日でした。バリ人の人生の通過儀礼の中、なくてはならない音楽のグンデル・ワヤン。古くからバリの人々の生活に寄り添い、共にある、美しい音楽です。

祝酉年記念!鳥楽器紹介!

 【モンゴルの口琴】
昨年ガムランの生徒さんからプレゼントされた、鶴を思わせる美しいフォルムの口琴(コウキン)。超レア物かと思い、直川礼緒氏(タダガワレオ:日本口琴協会代表)に問い合わせをしたら、よくあるものと聞いたがステキな口琴で気に入ってます。(現地固有名及び詳細を知りたい方は、ただがわ氏にご連絡を~)

【露店の鳥笛(日本)】
私が子どものころからありました(歴史はもっと古い)、黄色い小鳥のボディに半分くらい水を入れて尾っぽのところから吹く水笛の鳥笛。水がぶくぶくすることでシンプルな笛の音が鳥の鳴き声に化けるんですよ。おみごとと言うしかない!信じられないくらいの美声。

 

この写真の鳥笛は、田舎沼津の夏祭りの露店でゲット(十数年ほど前)。当時人気のあったチワワのフィギュア付きだと500円。チワワなしの鳥笛本体だけだと200円。なんてこったぁ。(時々100均でも販売)

【ロシアの伝統民芸品】
「ついばみコッコちゃん」(命名イイダ)

↓ オマケ:ジョグジャカルタの王宮にて、ジャワ島の鳥笛を吹くおじさんに遭遇した際の動画。 

3種類の鳥笛を吹くおじさん。売り上げに直結するだけあって、とてもお上手。

飯田 茂樹(JIBECA代表)のFacebookより

新年のご挨拶 -TAHUN BARU 2017-

明けましておめでとうございます。
Selamat tahun baru 2017.
 
新年のスタートはいつも(インドネシアにいる時は別として)私が生まれ、育んでくれた郷土沼津(静岡県)から。
元旦は暖かく風もなく、富士山をバックにガムラン初めにふさわしい日和となりました。(初心に返りコテカンの練習)
2016年は、NPO法人日本インドネシア・バリ教育文化協会の創設のためバタバタと飛びまわりました。ご協力して頂いた皆様本当にありがとうございました。
2017年は、そのNPOを舞台にまたバタバタと東奔西走飛びまわっていると思います。酉年なのでしっかり華麗に飛翔したいところですが。
インドネシア・バリを中心とした音楽・芸能の文化交流活動、今年はフルスロットルでふかします。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆様にとって2017年がより良い素晴らしい年でありますように、お祈りしています。
ジベカ代表理事
飯田 茂樹

Bali 1928と今のバリ

東京、高円寺にあるカフェ SUB storeにて、"Bali 1928"(1930年ごろのバリ島のフィルム上映会)のイベントに参加してきました。

1930年代のバリ島の映像は以前にも見たことはありますが、今回の特別な点は、ミゲル・コバルビアス(Miguel Covarrubias)やコリン・マクフィー(Colin McPhee)自らが撮った映像であるということ。バリに興味がある人なら、この二人の名前は必ずと言ってもいいほど どこかで見聞きしているのではないでしょうか。彼らの書いた本を読んでは古き(良き?)バリに思いをはせ、遠い南の島にあこがれを抱いた人も多いのではないかと思います。

『バリ島』Island of BALI ミゲル・コバルビアス著
『バリ島』Island of BALI ミゲル・コバルビアス著
『熱帯の旅人』A House in Bali コリン・マクフィー著
『熱帯の旅人』A House in Bali コリン・マクフィー著

本の登場人物が動く姿や、作家が実際に見たものと同じ景色を 映像を通して見られたことは、なかなか感動的でした。90年近く前のバリの庶民の暮らしや儀式の様子、踊りやガムラン音楽を演奏する人々の姿などを見ていたら、ずっと昔の映像なのになぜか今のバリを見ているような、そんな気がしたのは私だけではないと思います。

 

もちろん、時代とともに変わってきた部分はたくさんありますが、昔から変わらないものがバリでは脈々と息づいていて、そして、まさにその部分が私たち外国人を魅了しているのではないかと、ふとそんなことを思いました。

イベントの最後に、1952年バリ島プリアタン村の楽団がアメリカツアー公演を行った際、TV番組(おそらくエド・サリバン ショー)に出演した映像があり、特別に見せてもらいました。映像の舞踊はオレッグ・タムリリンガン(Oleg Tambulilingan)という蜜蜂が求愛する様子を表現した踊りで、このツアー公演のために作られたと言われています。


踊り手は、コリン・マクフィーの本に出てくる大人になった「サンピ少年」(I Wayan Sampih)、そしてお相手の少女は、私が数年前バリ島にて『バリ舞踊のマエストロの公演』を観た際、オレッグを踊っていたイブ・ラカ(Gusuti Ayu Raka Rasmi)の12歳の時の姿であり、この映像を見た瞬間、本の世界と現実の世界が私の中でがっちりと繋がったのでした。

大人になった「サンピ少年」(I Wayan Sampih)
大人になった「サンピ少年」(I Wayan Sampih)
少女時代のイブ・ラカ(Gusti Ayu Raka Rasmi)
少女時代のイブ・ラカ(Gusti Ayu Raka Rasmi)

大事なものが変わらないバリ、次世代へと繋がるバリ、そんなバリを改めて感じることができ、ちょっと幸せな気分になったイベントでした。(あ)

ジベカ旗揚げ公演の写真レポート

9.29に開催された第1回ジベカ公演は、無事に終了しました。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。


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ジャワ島のグンデルでお出迎え(演奏:増田)

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世界の鳥笛とインドネシア東部・ヌサ トゥンガラ地方の写真スライドショー(鳥笛:飯田、ピアノ:福沢、写真:松田)

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西ジャワ地方の伝統楽器、アンクルンの体験ワークショップ(全体指導:飯田)

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ゲストの「スミリール」代表・スミヤントさん(右)

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ジャワのガムラン音楽演奏「スミリール」(左から:スミヤント、さとうじゅんこ、増田久未)

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バリ島のガムラン、ゴング・アンクルンの体験ワークショップ(全体指導:飯田)

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バリ島の影絵芝居のガムラン音楽、グンデル・ワヤン演奏

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ダラン(人形つかい・うた):宮崎、演奏:飯田(左)、大森(左奥)、大竹(右)、増田(右奥)

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JIBECA9.29 出演者、スタッフ一同


写真:松田修一

世界の面白民族楽器がやってきた!

インドネシアを含め世界のさまざまな民族音楽を紹介するグループ「スニ・チャンプール(Seni Campur)」がついに始動!
 
インドネシア・ジャワ島のアンクルン、バリ島の影絵芝居のガムラン(グンデル・ワヤン)、西アフリカ・セネガルのサバル太鼓、ブラジルのサンバ、ベトナムの口琴、そして鳥笛、スプーン、茶碗、小瓶など、いろいろな音楽・楽器を演奏しました。
 
小学校1年生から高校3年生までの100人を越える子どもたちは、最後まで集中して楽しそうに面白民族楽器の音に耳を傾けてくれました。ありがとう!

(筑波大学附属桐が丘特別支援学校(東京都板橋区) 芸術鑑賞会にて)

 演奏:
ワガン・ンジャエ・ローズ(Wagane Ndiaye Rose)
福沢達郎
岩瀬一城
佐々木菜子
田村善郎
飯田茂樹

写真:
松田修一