バリ歴のお正月「ガルンガン」になるといつも「ケンケンカバレー?、スガールバユネー」とおどけた新年のご挨拶の電話をかけてくれる、パンデーというガムラン楽器職人の家系に生まれたイ・マデ・リンディさん(写真下)。
最近連絡がないので心配していたら、やはり病気を患い、少々歩行は大変そうだったが、おしゃべりは昔のまま元気。宮城教育大学のゴング・クビャールやこどもの城の楽器の調律のためにわざわざ来日してもらった時、桜がきれいだった思い出話しにしばし花を咲かせました。
皆さんの周りにある殆どのバリガムランの楽器は、こちらのリンディさんの手が何らか加わって出来た楽器ばかりだと思います。楽器の素性を確認出来る方は是非チェックしてみて下さい。そこには新たな秘密が隠されているかもしれませんよ。
昔から良く知っていた息子さんは立派に成長し、完全にリンデ ィ氏の仕事を受け継いでいるように見えました。
これから 新たな息子さんさんの時代に突入!いい楽器を沢山作って 下さい。これからも宜しくお願いします。(飯田)