今年のニュピは‪3月17日‬!

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「ムラスティ」Melasti と呼ばれるご神体を海へお浄めに行く行事。ニュピを迎える前に、バンジャール(村組織)ごとに保管してあるご神体を御神輿や頭上に載せて運び、海で浄化の儀式を行います


「ニュピ」というのはバリ島のお正月。バリ島にはお正月が年に何回もあるような気がするのは、ふたつの暦(ウク暦とサカ暦)に沿って暮らしているからです。

ウク暦の1年は210日なので西暦(365日)だと年に2回ほど新年を迎え、サカ暦の新年は「ニュピ」といい、例年雨季が終わる3月頃に迎えられます。というわけで、バリは年に何回もお正月を迎えるのです。

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「ムラスティ」の日時、場所は各バンジャールごとに決められています。伝統衣装に身を包み、行列となって海へと向かいますが(バリ中で!)海から離れている地域はトラックに村人を乗せて一斉に向かいます。(昔は歩き!)すし詰めでトラックで運ばれる光景にはちょっとビックリ!!

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ガムラン演奏者たちもトラックに乗り込みます。トラックの荷台で演奏しながら行く姿はなんとも楽しそう


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バリ島の儀式にガムラン音楽は不可欠

ニュピ当日は静寂な一日。ニュピ(Nyepi)という言葉には静寂(インドネシア語:sepi)という意味があるそうです。当日はバリ島全土において外出及び電気や火の使用が一切禁止され、空港は閉鎖、交通機関もストップします。

そんなことをしてしまうなんて、バリ島ってやっぱり、タダモノジャナイ!て思いませんか。
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ニュピ前夜には、厄を追い払い無病息災を祈る「オゴオゴ」(悪霊が憑依した巨大なハリボテ)の練り歩きがあります。オゴオゴは手作り!どれもユニークで精巧に作られています


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日が暮れてきたら、いよいよオゴオゴの練り歩きがスタートします。オゴオゴに大興奮のバリ男子!


普段はにぎやかなバリ島ですが、ニュピの日はゆっくりと静かな時が流れます。鳥の鳴き声や風のざわめきなど、普段街なかでは気にすることのないような自然音に気づいたり、夜は澄んだ空気のもと満点の星空を目にすることもあります。

前日とは打って変わっての静寂な一日。こんな体験は、なかなか出来るものではないですよね。

慌ただしい日常を飛び出して、「ニュピ」を経験しにバリへ行ってみるのもいいかもしれませんよ!

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ガムラン隊(バラガンジュール)もオゴオゴと共に練り歩き、激しくにぎやかな音を出して悪霊を追い払います