ミュージック・ラボ(川越市提案事業)で楽器屋台と鳥笛づくり

先日、ジベカ代表・飯田が講師として参加したミュージック・ラボ「器楽」講座のリポートです。


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参加者は3歳から小学校高学年までの子供たち(と保護者の皆さん)。第1回、2回の講座は定員を上回る人数にお集まりいただき、一緒に参加してくれた保護者の皆さんも童心に返って各回ともに大変な盛り上がりとなりました。
 
今回の講座のテーマは「アジアやアフリカなどさまざまな楽器に触れ、発音原理の多様さを学ぶ」ですが、小学生の子どもたちが想像する「音楽」の授業とは全く違うものだったことでしょう。

 

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「楽器屋台」にはインドネシア・バリ島の楽器「ガムラン」や祭りの夜店で買ったジャワ島の音の出るおもちゃ、台所にあるスプーンや瓶のふた、空き缶、バネを使った手作りおもちゃ…などなど多岐にわたり、「これが楽器?!」なんていうものもたくさん用意しました。それでとにかく好きなように遊んでいい、というのだから楽しくないわけがありません。
 
「どうやったら音が出るのかな?」「これとこれを組み合わせたら面白い音がする!」子どもたちは誰に言われることなく遊びながらいろんなことを発見して楽しんでいました。

 

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左:イーチャン、右:サイチャン

 

イーチャン(飯田茂樹)とサイチャン(佐々木菜子)のパフォーマンスには、「自分の知ってるタンバリンの叩き方と全然違う!」(パンデイロ)、「小さい音が口に当てると大きくなる、不思議!」(口琴)、「変な音がする!」「かっこいい~」と、初めての経験に目を輝かせる参加者の皆さん。「音遊び名人」にすっかり魅了されてしまったご様子でした。
 
講座の後半では「ジャワ島の鳥笛」を作りました。実際に自分で作った鳥笛は愛着がわくものです。吹き方を自分なりに工夫して、壊れたら自分で直して、遊びながら鳥笛を通していろんなことに気づいてくれたら嬉しいです。
 
2018.7.1 @ウェスタ川越
 
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「鳥笛」製作タイム。皆さん話をよく聞いて一生懸命作ってくれました

 

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空き缶で作った手作り楽器「こぽこぽ」

水が流れる音がなんとも涼しげで気持ちよく、無心で聞き入る

 

「楽器屋台」で一番気に入ったものを皆さんに紹介してもらいました。意外なチョイスに驚いたり、選んだ理由に感心したりとどれも大変興味深かったですのですが、そのうちいくつかをご紹介

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お気に入りポイント「小さいのに大きな音がするから」

 

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お気に入りポイント「いろいろ音を出してたら新しい音楽ができあがるから面白い」

 

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