ついにめぐり逢えた憧れの「ピンジュカン」!(プロペラタイプ)庶民の芸術的娯楽【バリ島】

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この種の「風」で音を作る音具(楽器)は、以前にもご紹介した、風がプロペラを回し、その動力で竹のハンマーが竹の鍵盤を叩いてガムラン音楽のような音楽を奏でる、同名のピンジュカン(ガムランタイプ)がある。以前の記事はこちら

今日ここに登場するのは、同じピンジュカンという名前だが、音の出し方が全く異なっている。ただ大きなプロペラが回っているだけなのだが、プロペラをよく見ると片方のプロペラの端が少し曲げられている。これが音を出す装置になっていて「シュルシュルシュル」といった音をつむぎ出す。

初めて耳にするこの音は、とても新鮮で心地よく、他をもって変えられない独特な自然との対話。もう少し沢山大きな音で聞きたかったのだが、ちょうど海風と山風の方向が変わる夕刻の凪の時間帯であったため、しようがない。次回改めて昼間に伺うこととし、あきらめた。

「このピンジュカンは何の為のものなのですか?」と愚問をあえて持ち主に投げ掛けたら「庶民の芸術的な娯楽だよ」とさらっと応えられ、自然との関わり、音への深い愛着を感じ、これまたグッと来た!なんかかなわないなあ!

ふらっと訪問した私を快く受け入れて下さって、本当にありがとうございました。

(飯田茂樹 バリ島ギアンニャール県バトゥヤン村にて )

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