ガムランは「ゴングクビャール」
(子ども向け体験・鑑賞型イベント「ほくさい音楽博」、回向院@両国からのリポート/2018.02.18)
世界に愛された葛飾北斎の生誕の地、墨田区。この地で子どもたちが世界中の音楽・楽器にふれ歴史を学び、世界に好奇心を持って大きく羽ばたいてほしい。そのような思いを込めた、音楽体験・鑑賞型イベント「ほくさい音楽博」(第4回)が開催された。
事前の練習を重ね、子どもたちの発表会があったのは、バリガムランと舞踊、義太夫、スティールパン(体験コーナーも併せて行う)。そして当日参加やってみよう音楽体験として、サンバ、河内音頭、ウクレレ、手作り楽器など。それ以外にも家紋作り、相撲甚句、太神楽など。ただただこの豊富なラインナップとその内容に圧倒され感心してしまう。
戦士の踊り、「バリスグデ」
みんな本番に強いね、よかったよ
今日も要のゴング、ご苦労様!
んっ?バチが左右逆かな
スティールドラムの演奏。原田さん、そのえちゃん、お久しぶりでした。こどもの城時代はありがとうございました
かつて私は東京・青山の「こどもの城(音楽事業部)」(3年前に閉館)という施設で、1980年代後半から世界の音楽を子どもたちに体験してもらう活動を行っていた。しかしそれは音楽事業部の一部だけの小規模な活動で(スタッフも4〜5名)、ジャンルも参加形態も多様なこの「ほくさいスタイル」は、子どもたちのニーズに充分に応えることの出来る規模と内容で、見事なアッパレです。このような催しの中でさまざまな音楽体験が出来る子どもたちは、超幸せだと思う。
家紋作り体験を行う所が、伝統の下町と言うイメージ
子どもたちが参加するなら、そこには、親御さん、ご家族が集まるのは世の常。発表会の始まる前にはすでにステージの周りには人垣が幾重にもあり、見られるのか心配になったほどだ。この賑わいも音楽にはとても大切ですよね。
寒風の中、子どもたちのやる気熱気がいろんなコーナーで炸裂していた。この企画の継続発展を望みます。
主催のトッピングイースト代表、清宮さん、この次いろいろお話しを伺わせて下さい。どうぞ宜しくお願いします。(飯田茂樹)
子ども義太夫、いい声出てましたね。もう大人気で見える所までたどり着けないかと思いましたよ
サンバ衣装のお試しコーナー。なりきるための変身グッズはマストアイテム
サンバ行進。ちょっと寒かったけど、頑張りました
楽器作り体験では、2010年南アフリカW杯サッカーで有名になった「ブブゼラ」。音量音質作業過程文句なし!
ガムラン体験タイム。ゴングはやっぱり大人気!
私もガムラン体験のお手伝いをチョット
「だれでもオープンマイク」飛び入りマイクパフォーマンスのこのコーナー大好きでした。子どもたち、親子、大人、みんないきいきしてました
関連ブログ : 東京下町に子どもガムラン隊!